【clair obscur expedition 33】何故、神ゲーなのか【Steam/PS5/Xbox X/S】

clair obscur expedition 33

今年もまた、彼女の手で人々が消える

何故神ゲーなのか

安直な神ゲーではなくて、おそらく後世でも記憶に残る世界観、ストーリー、キャラクター、ゲーム性、音楽とありとあらゆる観点でおそらく生涯にわたって「このゲームって本当に面白かったなぁと思えるそんなゲーム
なんでこんなに絶賛しているのか、という感想をなんとなく著者なりに言語化してみた

かもろうる
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あまりにも良すぎたので、ストーリーを2週した図

かもろうる
かもろうる
もちろん全部、実績は解除済み

ちなみに著者偏見の直近今までプレイした「このゲームって本当に面白かったなぁ」っていうゲームは強いて挙げるならば
「エルデンリング」
「ワイルドハーツ」
「ドラゴンクエストⅪ」
で、そこに本ゲームが入ってきた感じ
かもろうる
かもろうる
めっちゃ最近のゲームやんけ!と思ったそこのアナタ、もう8年以上前のゲームもあるんですよ..

どういうゲームなのか

色々な観点があるので、小分けにして感想を
ちなみに、ネタバレはあまり踏まずひとまず公式で確認できる、序盤ですぐ確認できるレベルの内容だけを抑えた内容で記載

ストーリー

冒頭にもある通り、かなり陰鬱なストーリー
『NieR』シリーズと謙遜ないレベルの陰鬱さで、あちらが陰鬱ゼルダといわれるなら、こっちは陰鬱ドラゴンクエストⅪといっても過言ではないレベル(あくまでストーリー目線)

年に一度ペイントレスが目を覚まし、モノリスに描き出す。それは呪いの数字。その年齢を超える人々は煙となり、消え去ってしまう。年々、呪いの数字は小さくなり、犠牲となった人の数が積み上がっていく。明日、彼女は目覚めて「33」を描き、私たちもまた最後の任務に赴く。ペイントレスを倒し、二度と死を描けないようにしなければならない。

第33遠征隊の旅が今始まる。

Steamのストーリー説明が一番わかりやすいので引用より

簡単にいうと、モノリスに呪いの数字を描く『ペイントレス』という女性を打倒することでこの残酷な”死”という輪廻の世界を救おうという物語
そしてこのゲームのタイトルにもある”33”という数字が肝となっており、第80遠征隊、第66遠征隊といったように何度も遠征隊を派遣してはものの見事に失敗し(抹消され)ている
そんな絶望のある中、新技術「ルミナコンバーター」を生み出した本作の主人公「ギュスターヴ」とその孤児である「マエル」達と共に第33遠征隊として派遣され『ペイントレス』を打倒する任務に向かう

かもろうる
かもろうる
ドラクエⅪの命の大樹に向かう、と同じノリっすね。こちらはかなり後ろ向きな理由だが、、

ちなみに、特に感動したシーンは引用にもある通り『抹消』が実際に行われるシーン

主人公である「ギュスターヴ」とその恋人「ソフィー」と「ペイントレス」がモノリスに”33”という数字を描き、「ソフィー」が『抹消』するシーン
もちろん33歳である人間は漏れなく『抹消』(ここでいう’死’を表現)するので、33歳である彼女だけが悲劇というわけではないが、このシーンは本当に陰鬱であるものの、もはや芸術といってもおかしくないレベルで悲しみの涙を流すレベル
開始1時間も経たず早々に感動(悲しみのほう)シーンを見ることができるので、是非、このシーンは実際にプレイしてみてほしい。おそらくこの感動は実際にプレイしてみないとわからない

かもろうる
かもろうる
ゲームの根幹のシーンでもあるので、映画なんか?というくらいに演出がめちゃくちゃ綺麗で

世界観


とにもかくにも、世界全体がすごく綺麗
ストーリー自体は陰鬱なものの、探索する世界は残酷なほどに綺麗な世界が広がっている
フィールドマップはジオラマ風になっており、『フィールド』⇔『ダンジョン』ともはや古典的なJRPGの内容ではあるものの、そのすべての世界が美しく彩られている

そんな美しい世界だが、遠征隊を襲う恐ろしい敵『ネヴロン』が立ちはだかる
多くの遠征隊はこの『ネヴロン』にやられており、これらを打ち倒しつつ最奥のモノリスに鎮座する『ペイントレス』を打倒するのである

遠征隊の身の丈以上のネヴロンがそこらかしこに闊歩している恐怖

ゲーム性

本作の目玉であるゲーム性はどうかというと、過去のゲームで表現するのであれば「SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE」と「ペーパーマリオRPG」を足したようなゲーム
もちろんそれだけで完結しているわけではなく、キャラ独自の個性やフリーエイムシステム等の独自のゲーム性は存在するが、共通の根幹システムとしては大きく分けて2つ存在する

SEKIRO: SHADOWS DIE TWICEの要素は?

SEKIROの目玉要素は「弾き」という名の「パリイ」であり、相手の攻撃を受けるタイミングでボタンを押して敵の攻撃を「弾く」がメインであるが「expedition 33」もその要素がある
もちろん「ペーパーマリオRPG」にもそういった要素があり、相手の攻撃を受けるタイミングでボタンを押して敵の攻撃をある程度「防ぐ」、もしくはカウンターを決めてむしろ相手側にダメージを与える「スーパーガード」があったりもする

本作は相手の攻撃ターンにただ眺めているだけではなく、攻撃を「避ける」or「パリィ」して反撃するかの2択が常に迫られ、これが面白い

かもろうる
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参考となるゲームの根本が面白いと多くの評判を生んでいるので、面白くないわけがないんや

ただ、他2ゲームと違い「回避」という要素が存在する。パリィは基本的に相手の攻撃を受ける”ジャストなタイミング”でボタン入力する必要があるため慣れていないと少し難しい。そんな時は相手の攻撃はどうなのか?という観察も含めて「パリィ」よりも簡単な「回避」をしてノーダメージでやり過ごすことができる

洋ゲーには珍しく、チュートリアルはかなり豊富でわかりやすい

なので、慣れていない相手は少し判定が簡単な「回避」をして、慣れてきたら「パリィ」に挑戦して、反撃するという選択が生まれ、決まった時の爽快感は凄まじい

ただ雑魚戦、ボス戦と新規の敵相手にいろいろな攻撃を見切る必要があるので、他のゲームと比較するとゲーム性の難易度はかなり高い
特に終盤になると『ずっと俺のターン』『めちゃくちゃディレイのかかった攻撃するよーん』みたいないやらしい敵も現れるので、初見殺しの要素はかなり多いのも難易度を高めている
その不満も見越した結果、リトライ性がものすごく高くゲームオーバーになっても即座にその戦闘をもう一度やり直すことができる

もちろんやられてもオートセーブなので、戦闘前も、もう一度やり直すもすぐできるので戦闘自体は快適ですぐに復帰可能

とはいえ、別にノー回避ノーパリィでもクリアは可能であり、どちらかというと後述する「ピクトス」の要素のほうが本作の目玉であるといえる

かもろうる
かもろうる
ちなみにエスト瓶のような消費アイテムは存在するが、1回こっきりで消費みたいなアイテムは存在しないので、アイテム補給でリトライということはほとんど発生しない

ペーパーマリオRPGの要素は?

任天堂の有名作品「ペーパーマリオRPG」とその前作である「マリオストーリー」にもある要素に「バッチ」というものは知っているか?
「バッチ」をつけることで特別な技や特殊なパッシブ効果が増えたりと自己強化できるのが「バッチ」という要素があるが、本作では「ピクトス」「ルミナ」という名前で登場しており、これが目玉要素であるといえる

「ピクトス」はキャラを強化する装備システムで、ステータス上昇+特殊パッシブ効果を持ち、装備したまま4回戦闘に勝つと“マスター” され、同じ効果の「ルミナ」が使用できるようになる。
「ルミナ」は「ピクトス」を外しても使える“恒久パッシブ効果”で、キャラのルミナポイント(ペーマリでいうところのバッチポイント(BP))を使って装備する。「ピクトス」で試し、良ければルミナ化してビルドを拡張するという成長システムになっている。

ピクトスの数はとんでもなく種類が多く、いろいろな要素を組み合わせることができる

これらを組み合わさっていくことで、いくつも戦略を練ることが出来るので、必ずしもパリィをしなければいけない、回避は絶対しなければクリアできない、ということにはならない
ただ、このあたりを言語化するにはかなり難しいので、簡単にいうと「ペーパーマリオRPG」とその前作である「マリオストーリー」にもある要素に「バッチ」要素がかなり複雑化したものを捉えてもらって問題なく、あのシステムが面白いと思うのであれば、こちらはかなり面白い

音楽(BGM)

ひたすらにめちゃくちゃいい音楽が多い
フランス発のゲームなので、その世界観とそれに見合った曲を提供してくれている
特にニューゲームから初めて聞く曲「ルミエール」は死が満ちている残酷な世界とそれでも美しすぎる世界のアンマッチな感じを表現する曲は素晴らしく良い。(特にすべてを分かった上での2週目に聞くとなお良い。そのうちガンにも効く
戦闘曲もフィールド毎に違う曲を提供してくれるので飽きがこず、それぞれのステージに合わせたものが流れてくるのでめちゃくちゃに良い
曲関連は画像等では良さは共有できないが、ストーリーやゲーム性だけでなく曲も素晴らしいということだけお伝えしておきます
ちなみに、著者は「いにしえの聖域」の戦闘曲(Gestral Summer Party)が好き。参考にリンク貼っときやす(ネタバレ一切ナシ動画)

かもろうる
かもろうる
曲タイトルもイメージに合ってめちゃくちゃ良すぎ

逆に良くなかった点

と、ありとあらゆる点で素晴らしいと評価したが、もちろん不満点もいくつかある

難易度が大味すぎる

著者は2週しているので初週は「エクスペディショナー」といういわゆる「Nomarl」難易度でプレイし、2週目は「エキスパート」という本作の最高難易度でプレイしたが、結論難易度は変わらなかった
何故かというと、「パリィ」か「回避」を決めれば楽に勝てるし、ノーリスクでターンが回ってくるし、被弾すればエゲつないダメージを負って壊滅状態になるケースが多いからである
いわばかなり大味のバトルシステムになっているのである
「SEKIRO」をやったことある人ならわかると思うが、どう考えても初見でパリィや回避できんやろ、みたいな攻撃をしてくる敵が後半にわんさか出てくるので、当然初見では捌けずに被弾してゲームオーバーになるケースが多い
先にも書いてある通り、すぐにリトライできるしすぐに復帰もできるので問題ないが、これが連続すると結構辛い
とはいえ、あまりにも回数が多いと装備している「ピクトス」なんかを見直したりしてリトライするのが良いが、とりあえずストーリーだけとなるとまぁまぁ難易度高いなぁという印象
ゲームあんまりやらない人からするとかなり難易度は高いんではないか、という印象
ただよく比較のやり玉に挙げられがちな「SEKIRO」クリアした人は最高難易度「エキスパート」でもクリアできると思われる
「エクスペディショナー」といういわゆる「Nomarl」難易度と「エキスパート」をプレイした結果ではあるが、あんまり難易度に変わりなかったのが不満点かも

ダンジョン内にミニマップはない

世界観をもっと見てほしい、ミニマップがあるとそればかり見てしまう、というミニマップが存在しないのは意図的なものである
ワールドマップはあるが、ダンジョン内にマップ等は存在しないので、かなり迷子になりやすく、実際にクリアした後に攻略サイトを見るとかなり取り逃しアイテムやエリアが多く存在していた
別段、難易度が激変するほどのアイテム等は存在しないが、やっぱり取り逃しとかは防ぎたいのがプレイヤーの思うトコロ
なにか、この取り逃し要素を攻略サイトなしでも何か表現できるモノがあればよかったなぁと思う

ちなみにトロコン、全実績解除に影響する時限的なアイテム等は存在するが、ミニマップがなくても別段影響はしない部分ではあった

レコード

洋ゲームによくある、本作ではゲーム内BGMを「レコード」というアイテムで入手でき「キャンプ地」でそれを聴くことができる
が、どれを今かけているか、どれくらいの長さなのか、といった表示がでない
雰囲気重視といえばそれまでだが、曲を聴くときは浸る時なので、「Lise of P」みたいに音源タイトルが何か?やどれくらいの長さなのか、みたいな表示は欲しかったかも

日本語訳がところどころアヤシイ

キャラクターのセリフには違和感はないものの、ところどころアヤシイ日本語が多数存在する
仕方ない部分はあるかと思うものの、若干雰囲気にかける部分はあるんじゃないかと思う
特にプレイした人はわかると思うが「キャンプに戻る」は直球すぎて、うおwと一度はなる

かもろうる
かもろうる
まぁ意味はあってるけど、もうちょい良い適切な日本語あるやろ、という感じ

まとめ


AUTOMATONのポストにもある通り、Ultimate Game of the Yearを『Clair Obscur: Expedition 33』が受賞している
記事公開時点ではGame of the Yearの発表はまだであるが、それを抜きにしても世界で評価されているゲームであることには変わりない
洋ゲームには手を出しづらい、という点はあるかと思うが、今年最高にすべてにおいて面白いと思えるゲームなのでぜひやってほしい

かもろうる
かもろうる
ゲームオタクは必須レベルの履修

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